歯周組織の構造



そもそも、歯、歯周組織はどのような組織から成り立ち、それらはどのような働きをしているのでしょうか?





 歯の構造(歯周組織)



◎エナメル質


口をあけて白く見える部分、歯の1番外側の組織、それが『エナメル質』です。


エナメル質は人体の中で最も硬い組織といわれているほど強固で、主に物を噛み砕く役割を果たしています。


またエナメル質自体は知覚をほとんど感じないため、例えエナメル質自体が傷ついても痛みを感じることはありません。


しかし、エナメル質が傷つき削れ、その下の組織、象牙質が露出すると、象牙質にさまざまな刺激が加わった際に、象牙質を通じて象牙細管⇒歯髄神経へ刺激が伝わり、「歯がしみる(痛む)」知覚過敏の症状が現れるのです。


ただエナメル質は強固なため簡単に削れることはないため、実際には、歯の根元部分のエナメル質がほとんどない部分(欠けやすいセメント質部分)で知覚過敏が起こることが多いようです。


◎象牙質(ぞうげしつ)&象牙細管(ぞうげさいかん)


エナメル質の下の組織が『象牙質』で、象牙質の中には歯髄神経へ繋がる『象牙細管』というとても細い穴(管)がいくつも通っており、象牙細管を通して栄養素を送るだけでなく、刺激も伝えるので、象牙質に刺激が加われば、象牙細管⇒歯髄神経へ刺激が伝わり、歯がしみる知覚過敏の症状が出るのです。


そのため知覚過敏の治療の基本は、薬、コーティング材などで象牙質をカバーし外部からの刺激を遮断したり、象牙細管の穴をふさいで歯髄神経へ刺激が伝わらないようにするのです。


◎歯肉


口の中の歯を覆っているピンク色の部分、それが『歯肉』で、歯周病になるとこの歯肉が腫れあがったり、出血するだけでなく、症状が進むと、歯肉が下がるため、象牙質が露出し、知覚過敏にもなりやすくなるのです。


◎セメント質


象牙質を覆っている薄い組織が『セメント質』で、セメント質の成分はほぼ骨と同じで、

・無機質:60%
・有機質:25%
・水:15%

となっており、セメント質は欠けやすいですが欠けても再生可能です。


◎歯槽骨(しそうこつ)


歯を支えている骨のことを『歯槽骨』といいます。


歯と歯槽骨は「歯根膜」という繊維で繋がられているため、簡単には抜けないようになっていますが、歯周病になると歯根膜、歯槽骨ともに溶かされていくため、歯が安定感がなくなり、グラグラ動くようになったり、最後には抜けてしまうのです。


◎歯髄神経&血管


歯の真ん中にあり、象牙質が受けた刺激を最終的に脳へ送る神経が『歯髄神経』です。


象牙質に刺激が加わる
象牙細管を通って歯髄神経へ
歯髄神経から脳へ
「歯がしみる(痛い)」


上記のような流れで歯の痛みなどを感じるようになり、歯髄神経は基本的に伝えられた刺激をすべて痛み(しみる)と感じるため、冷たい物、風、歯ブラシなどの刺激などはすべて痛み(しみる)となってしまうのです。




審美歯科でも採用する薬用ホワイトニング

歯磨きをトゥースMDホワイトEXにするだけで、歯を白く、歯周病、口臭も予防。



説明・解説

リンク集&免責事項

SNS / bookmarks

サイト更新日


平成29年10月22日

お問い合わせ


Copyright © 2008-2017 知覚過敏ガイド. All rights reserved